あまり良く思ってなかったのよね
内容が無いようというった具合だったので・・・(;´Д`)
でもどんなジャンルでも面白いものは面白いようで、
売れている人の幾人かは、面白いものを書いているらしい
感想ブログなどを回ってると、
特に「木原音瀬」という作家さんの「箱の中」と、
続編である「檻の外」という本がとっても評価が高いみたい
あらすじ読んだ時点で良さそうな気がしたので買った(・∀・)
泣いた。・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァン
BL・・・ボーイズのラブだけど、
恋愛というより、人間愛だった・・・
痴漢の冤罪で逮捕され最高裁まで争った結果、
刑務所送りになった主人公・堂野の物語
冤罪とか、刑務所内で心を開いた相手の酷い裏切とか、
悪い人間に金を取られ続けるとか、
ボーイズ・・・ラブ( ゚д゚ )?
と思うくらいシビアで重い
もう読んでるコッチが息が詰まるくらいツライ(つД`)
ムショで出会う無骨な男・喜多川が後のパートナーになっていくんだけど、「箱の中」では先に堂野だけが出所しちゃうんだよね
しかも喜多川に惚れるということもなく
喜多川は若いころからムショにいるので、
あまり頭が良くない
本も読まない(というか読めなかったのかも)人だったから、
感情がものすごく乏しい
感情の機微が分からないのよね
子どもの知識・感情しか持ってない人
そんな喜多川に、堂野は親心・・・
のようなものは無いことはないんだけど・・・
恋愛感情ではない様子
続編「檻の外」では、堂野は結婚して子どももいるしね
「箱の中」の最後は、出所した喜多川が六年かけて堂野の居場所を見つけ出して終わる
ものスゴイ執着なんだけど、
子どもが母親を探すような印象なので健気に見える
探偵を雇うんだけど、またソイツが悪いやつで・・・
喜多川は体はオトナだけど、知識とか感情は子どものレベルしかないので、騙されて金を搾取され続けるのよ・・・
昔のムショ仲間がたまたま気づいてなんとかしてくれたけどね
それは番外編で、その悪い弁護士視点で話は進んでいくのよ
最後には弁護士の家庭が崩壊してったりして、
実は一番可哀想だったような気がするなぁ(´・ω・`)
まぁ、悪いことしたら必ず報いは来るってことかな(;´Д`)
なんやかんやで堂野と喜多川はパートナーになるんだけど(体勢的には喜多川×堂野)、
ちょっとご都合主義?と思わないでもない・・・
堂野の奥さんが実は陰で・・・なトコとか
BLだし、そこはそれでいいのかな?
番外編で堂野の子ども視点の話があって、
それもほのぼのしつつ、どこかツラかった
木原さんの作品ってこんなにシビアなの!?
とにかく読んでいて、喜多川という男が幸せを、
ちょっとでも普通の幸せを感じてくれ・・・!と思った
本当に可哀想な男なんだよ
でも本人は子ども(頭がね)だから、ただ純粋で、
人を疑うことを知らないのよ
喜多川がもうちょっと賢かったら、
こんなに苦労することは無かったと思う
でも同時に堂野とパートナーになることもなかったと思う
堂野は喜多川のその純粋さに惹かれた
それは恋愛感情というより人間愛だったように感じたけど、
もう堂野には喜多川しかなかったし、
もちろん喜多川には堂野以外の人間はありえなかった
二人が一緒にいられて、
そして最後に喜多川は堂野に看取られて逝った
長生きではなかったけど、最後は普通に幸せだったのかなと思うと、
泣けてくる
よかったね
主人公は堂野だったけど、
内容はささやかな幸せを欲しがった男・喜多川の話だったのかも
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